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パニック相場の終わり

これだけのパニックはめったにない。
メディアは、かなきり声を上げて、先行きの絶望感を強調している。
しかし静かに相場は、下げの日柄を消化しており、目先はせいぜいあと1週間(正確には15日まで)しか残されていない。
ドル・円、あるいはクロス・円は既に底を見たのではないかと思っている。
これから、来週の水曜日までの間に下押す場面があれば、買いのチャンスではないかとかんがえている。
大恐慌の研究者として知られるキンドルバーガーは、パニックは一時的なもので、時間の経過とともに終わるといっている。政府の政策がどんなに効果がなくても、時間が経過すれば終わる。
なぜならば、この種パニックはエモーションが原動力で、理性は後部座席に置いてきぼりの状態である。いつまでもエモーション特にマイナスのエモーションが人間を支配し続けることはなく、そのうち理性が勝利をおさめることになる。
もうその時間帯は近づいている。



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プロフィール

若林栄四

Author:若林栄四
1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店次長を経1987年、勧角証券(アメリカ)執行副社長。1996年末退職。現在、米国(ニューヨーク)に在住、日本では外国為替コンサルタント会社である(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツの代表取締役を務める。
著書:『大円高時代』(ダイヤモンド社/1994年8月)、『ドルの復活 円の失速』(ダイヤモンド社/1997年10月)、『勝つドル 負ける円』(フォレスト出版/1999年3月-大竹愼一氏との共著)、『黄金の相場学 2005~2010』(講談社/2004年12月)『黄金の相場学』(講談社+α文庫/2007年1月)など。

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