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米国は夏期休暇のシーズン入りで、私も、先週はシアトルに4日ほど行った。シアトルは息子が住んでいるので、これで3度目の訪問である。清潔なきれいな街で、白人とアジア系アメリカ人が多く、比較的黒人は少ない。
プジェットサウンドというリアス式の湾の奥に位置し、大きな湖にも囲まれて、いたるところにウォーターフロントの住宅があり、理想的な住宅地という感じで、ごく最近まで住宅の値段は上昇傾向にあった。さすがに全米の住宅不況で、シアトルもさすがに少し下げ始めたようである。
夏の気候は大変気持ちよく、暑すぎず、寒すぎず、適度に湿度も低く、過ごしやすいところである。年を通してみると、雨が多く、その中では夏がベストの季節である。
プジェットサウンドは、海の幸の宝庫で、シアトルはシーフードのキャピタルでもある。
一年中楽しめる牡蠣、蟹等シーフード好きの私にはこたえられない場所である。
早速シーフロントのレストランに行って、牡蠣を楽しんだ。メインディッシュを何にするか迷ったが、、地元の人間の勧めで、鮭のステーキを頼んだ。
この鮭が、ただの鮭ではなく、Copper River Salmon といい、アラスカのコッパーリバーという、急流を300マイル〔500キロ〕遡るものである。それだけの旅をするためにこの鮭は、充分に脂肪を蓄えなければならず、したがっておいしいというわけである。
5月中旬に解禁で食卓に上るもので,是非といわれて試した。
もともと私は、サーモンステーキには全く興味がなく、米国の養殖鮭など食べる人の気が知れないという口である。このコッパーリバーサーモンも、最初は全く興味がなかった。勧められてこわごわ食べてみたが、これは今までの鮭とまったく別物であることが分かった。本当にサーモンステーキがこんなにおいしいとは想像も出来なかった。なかなか文章で表現できないのだが,今まで食べた、西洋料理のフィッシュフィレの中で,一番美味しかったといえる.お値段が42ドルとやや高めであるが、充分に値打ちのあるインヴェストメントであった。この鮭には2種類あり、ソックアイ・サーモンとキング・サーモンのどちらも美味しいが、キングサーモンがお勧めらしい。夏のシアトルではコッパーリバーサーモンをお忘れなく。



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プロフィール

若林栄四

Author:若林栄四
1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店次長を経1987年、勧角証券(アメリカ)執行副社長。1996年末退職。現在、米国(ニューヨーク)に在住、日本では外国為替コンサルタント会社である(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツの代表取締役を務める。
著書:『大円高時代』(ダイヤモンド社/1994年8月)、『ドルの復活 円の失速』(ダイヤモンド社/1997年10月)、『勝つドル 負ける円』(フォレスト出版/1999年3月-大竹愼一氏との共著)、『黄金の相場学 2005~2010』(講談社/2004年12月)『黄金の相場学』(講談社+α文庫/2007年1月)など。

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