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魔女裁判

NYに帰ってみると、AIGのボーナスの問題で、国中が大騒ぎである。
下院は、ボーナスに対して90%の税金をかける法案を可決するなど、怒りの声が充満している。
多分憲法違反でその税法は、通らない(最高裁で否決)だろう。事後的に決まった法律で、既にある事実を裁かれることはありえない。
ポピュリスト政策の最たるもので、米国も冷静さを欠いている。
多分昔の魔女裁判というのは、こういう雰囲気の元に執行されたんだろうなという感じがする。冷静さを欠いた、エモーショナルな議論から生まれるものは、不毛の荒野である。
1億6千5百万ドルが些少だとは言わないが、アメリカが直面している問題の大きさに比べたら、やはりネグりジブルである。
戦前、日本がなぜ対米戦争に踏み切ったのかいつもばかばかしいと思っていたが、こういう雰囲気の元で、なんとなく決まったのだろう。思えば、エモーションほど恐ろしいものはない。
ここは冷静な議論がプリヴェイル、することを祈るばかりである。
話は変わるが、世界の株式相場が大きく反転している。
相場は波動であり、一方方向の動きは長続きしない。たいした、きっかけもなく、日柄がくれば、反転するのである。CITIの1-2月の貸し出し損益か黒字の報道がきっかけとは笑止千万である。
メディアはもう少しましな言い訳を用意するべきである。
これだけばかげた欺瞞が、世間で通用する、この人々の無知は恐ろしい。
圧倒的大多数の人が、ファンダメンタルズで相場が動くとおもっている、この恐ろしさを何とかして、人々に分かってもらおうとする努力は、今までのところ徒労に終わっている。
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プロフィール

Author:若林栄四
1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店次長を経1987年、勧角証券(アメリカ)執行副社長。1996年末退職。現在、米国(ニューヨーク)に在住、日本では外国為替コンサルタント会社である(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツの代表取締役を務める。
著書:『大円高時代』(ダイヤモンド社/1994年8月)、『ドルの復活 円の失速』(ダイヤモンド社/1997年10月)、『勝つドル 負ける円』(フォレスト出版/1999年3月-大竹愼一氏との共著)、『黄金の相場学 2005~2010』(講談社/2004年12月)『黄金の相場学』(講談社+α文庫/2007年1月)など。

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