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キャピチュレーション

10月9日付のブログで相場の底を予測したが、クロス円の一部と、何より大事な株式市場では底を見たものと考えている。
相場の世界でキャピチュレーションという言葉がある。いわゆる降伏である。
坂之上の雲の中で、旅順陥落の際のステッセル将軍の乃木将軍宛の手紙の冒頭にキャピチュレーションというのが出てくるので、ご存知の方も多いと思う。
誰が何に降参するかといえば、相場に参加者が降参するということである。
典型的な例は、今まで強気だった人が、突如弱気に転じるといった現象が多発することである。
10月6日に始まった週は典型的なキャピチュレーションの現象であった。1週間の下げ幅が、NYダウで2440ドルとなったパニック・ウィークであった。
経済チャネルのCNBCのジム・クレーマーは有名な株式専門家で、銘柄選択の名手として知られている、テレビ・スターだが、これまでの強気の姿勢を覆し、10月6日に、”今後5年以内に必要とされる資金は全部株式市場から引き上げるべきである”との推奨を行った。
これが典型的なキャピチュレーションである。
キャピチュレーションで下げ相場は終わる。
まだ大統領選挙まで紆余曲折はありそうだが、とりあえず、今回の相場の底は見たと考えている。
1年やそこらのタイム・スパンで考えるならば、絶好の買いのチャンスであろう。
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パニック相場の終わり

これだけのパニックはめったにない。
メディアは、かなきり声を上げて、先行きの絶望感を強調している。
しかし静かに相場は、下げの日柄を消化しており、目先はせいぜいあと1週間(正確には15日まで)しか残されていない。
ドル・円、あるいはクロス・円は既に底を見たのではないかと思っている。
これから、来週の水曜日までの間に下押す場面があれば、買いのチャンスではないかとかんがえている。
大恐慌の研究者として知られるキンドルバーガーは、パニックは一時的なもので、時間の経過とともに終わるといっている。政府の政策がどんなに効果がなくても、時間が経過すれば終わる。
なぜならば、この種パニックはエモーションが原動力で、理性は後部座席に置いてきぼりの状態である。いつまでもエモーション特にマイナスのエモーションが人間を支配し続けることはなく、そのうち理性が勝利をおさめることになる。
もうその時間帯は近づいている。



プロフィール

若林栄四

Author:若林栄四
1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。同行シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店次長を経1987年、勧角証券(アメリカ)執行副社長。1996年末退職。現在、米国(ニューヨーク)に在住、日本では外国為替コンサルタント会社である(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツの代表取締役を務める。
著書:『大円高時代』(ダイヤモンド社/1994年8月)、『ドルの復活 円の失速』(ダイヤモンド社/1997年10月)、『勝つドル 負ける円』(フォレスト出版/1999年3月-大竹愼一氏との共著)、『黄金の相場学 2005~2010』(講談社/2004年12月)『黄金の相場学』(講談社+α文庫/2007年1月)など。

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